自作PC(二代目)建造の儀
2016年秋に建造した初代自作PCちゃんの性能に限界を感じ始め…たわけではないのですが前から白いPCに憧れを感じていたこともあって、いい機会だしということで二代目の自作PCを建造した報告です。
テーマは「Mini-ITXで組む小型軽量白色PC」
InWinの805も悪くは無かったけど如何せん重くて…あとデスク上に置く都合上背が高いと圧迫感もあるのでね
スペック
商品名 | 価格 | |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen5 5600G |
¥37,000 |
CPUクーラー |
CoolerMaster ML240 Illusion WE |
¥16,000 |
CPUグリス |
Thermal Grizzly Carbonaut |
¥2,500 |
マザーボード |
Gigabyte B550I AORUS PRO AX |
¥17,000 |
メモリ |
Corsair Vengeance rgb pro SL 16GBx2 |
¥22,000 |
ストレージ |
WD Blue SN550 1TB |
¥11,000 |
PSU |
Corsair SF600 Platinum |
¥16,000 |
GPU |
なし |
0 |
ケース |
CoolerMaster NR200P |
¥11,000 |
ケースファン |
CoolerMaster MF120 Halo WE |
¥2,000 |
合計 |
|
¥135,000 |
構成としてはまあ普通にミドルクラスって感じです。
個人的にこの構成の核になったのはケース、NR200Pが発売されたからこの時期に組んだといっても過言ではないレベル
あとGPUがないのはコロナ&マイニングブームのダブルパンチでそもそもどこにも物が存在しないため。とりあえずは5600G内臓のRadeon Graphicsで急場を凌いで、買えそうになったら買うという目論見(成功するかは…?)
組み立て
最初に送られてきたCPUクーラーがヘッドの金属プレートにガッツリ傷が入ってて返品したり、初めての簡易水冷に困惑した結果ケース底板の表裏間違えてラジエーター取付けたりなんやかんやありながらも無事完成したものがこちら
・新PCになって良かった点
かっこいい!!!(大正義)
小さい、軽い(正義)
クソ早WI-Fiのお陰でLANケーブルとさよなら
性能もたぶん上がった
・いまいちな点
排熱がちょっと心配
ファンのLEDを見せる関係上陰圧・下向き排気にしか設定できずホコリは心配
現状中見えてかっこいいけど、もしかしてグラボ刺すとほとんど見えなくなる…?
まあ概ね思ってた通りの方向性で仕上がって非常に満足、これは長く使えそう
余談
ちなみにこのブログ始める前に作った初代(運用:16秋~21秋)はこんな感じ
|
商品名 |
価格 |
---|---|---|
CPU |
i3-6100 |
¥12,000 |
マザーボード |
Z170 Extreme4 |
¥15,000 |
メモリ |
W4U2400PS-4G |
¥5,000 |
ストレージ |
DT01ACA300 |
¥8,000 |
PSU |
GXII ver.2 550W |
¥9,000 |
GPU |
MSI GTX1060 ARMOR 6GOCV1 |
¥28,000 |
ケース |
InWin 805 |
¥17,000 |
ケースファン |
CL-F042-PL12SW-B |
¥4,000 |
モニタ |
24MP88HV-S |
¥24,000 |
合計 |
|
¥122,000 |
(モニタ入れてこれなので本体だけでいえばほぼ10万)
閃光のハサウェイ@ドルビーシネマ感想
丸の内ピカデリーでの上映終了前日に間に合ったので行ってきました。この作品自体は非ドルビー映画館で1回、自宅でBDを1〜2回視聴したのですが今回もまた色々新たに気づいた点がありました。
ドルビーシネマ自体が初めての体験だったので非常に期待して行ったのですが、どんな物だったのか感想を書き留めて置きたいと思います。
・概説
正直に言って…ちょっと期待し過ぎたかなという思いはあります。というのも行く前からブログやらtwitterやらでドルビーシネマがいかに凄いか、という言説を見ててっきり「今までの映画とは全く違う、VRのような新しい映像体験が出来る!」類のモノかと思ってたので…
実際はそうではなく、むしろ「既存の映画というフォーマットを更に拡張・発展させた」物だと思って見に行った方が良いかと思います。
ただ非ドルビーとの差額(500円?)分の価値が無いかというとそういう訳では無く、まあ500円なら払っても良いかなと思わせてくれるだけの物ではあると思います。
・映像
黒が黒い!
もうただただこれに尽きます。
照明が落ちて画面が暗転した瞬間にあれっと思ったのが、目の前にあるはずの手が見えない!
普通の映画館であればスクリーンが真っ暗でもわずかに薄く光ってるので何となく館内の様子が伺えると思うのですが、それが一切無いです。
まるで初めて有機ELを見た時の衝撃というか、これが有機ELやVAだとすれば今まで見て来た映画館はIPSはおろかTNパネルだったのではないか、と思う程。
暗闇がきちんと黒く描かれるというのは、夜間の市街戦然り高高度での空中受領然り何かと暗い場面での戦闘シーンが多い本作においては特に効果的で、夜間にビームの光の照り返しを受けて浮かび上がるMSの描写などはまさにドルビーシネマの面目躍如、と言った所では無いでしょうか。
ただ巷間言われている様に、暗い場面での見にくさというのは確かにありました。
一番顕著だったのがガウマン機撃破後、やって来たケネスとハサウェイが会話するシーン。
ハサウェイの顔が黒塗りになる前から既に暗くて顔が見づらい…
でも確かに照明もない夜の公園の明るさってあんなもんだろ、と言われればそれはそうなので制作側が狙ってやってる物なのかな…と。細かい部分のチェックしたい人はBD買っておうちでね!という事なのか…?
・音響
ほぼ既存の映画の上位互換と言っていい出来だった映像と違って所々引っ掛かったのが音響面。
確かにドルビーシネマの音響は凄いです。
「360°のサラウンドシステムで包み込まれるような音響」というのは一遍の偽りなく、確かにその場にいるかの様なリアリティのある音を聞かせてくれます。
これが良い方に作用するとハウンゼン機内のざわめきや、空港ロビーに響く航空機のエンジン音といった環境音が圧倒的なリアリティを持って響きますし、「やっちゃいなよ」の台詞や空中受領時にハサウェイがシートベルトを外すSEなど、今まで見えなかった細かい音まで見える様になるなど多くの恩恵がありました。
しかし逆に”リアリティがあり過ぎる"事が悪い方に働いてしまった場面もいくつかありました。
特に気になったのはハサウェイの出撃前、ロッカールームでイラムと会話するシーン。恐らく空調の音と思われるブーンという重低音が劇場内右前上方から響いた時、最初に思ったのは(この劇場の空調うるせぇな)
その後左の同じ辺りからスクランブルの警報音が流れてようやく作品内のSEだと気づいたのですが、どうにも作品世界から現実に引き戻されてしまった感は否めず…
これはあくまでも一例ですが、余りにもリアルで完全にその場に存在しているかのように聞こえる3Dの音響と、2Dでスクリーン内に展開される作品世界のビジュアルとのリアリティのズレが違和感を生じさせているように感じました。
(思うにドルビーオーディオは確かに音のリアリティをめちゃめちゃ感じる設備ではあるけれど、それはどちらかというとVRヘッドセットを被ってる時とかに威力を発揮するものであって2Dの映画、ましてアニメ調のものとだとあんまり相性が良くないんじゃないのかなぁ…という気が)
後これは完全に個人の感想ですが、エンドロールで流れるメインテーマ「閃光」。ドルビーオーディオを謳うからにはとんでもない高音質で聴けるのかと期待していたのですが…
はっきり言ってDAC-01やDX160に挿したT5p2ndで聴いたほうが音質は良かったような。もちろん音圧や音量という点では圧倒的に劇場の音響の方が優れていますし、映画館の音響設備と音楽視聴用のヘッドホンでは目的が違うのでそもそも比べるのが間違ってるという事なのかもしれません。
耳で聴くんじゃない!体で聴くんだ!!!…的な?
・丸の内ピカデリーについて
スクリーンは特別大きくはない(むしろ小さめ?)
→これでもドルビーシネマの中では最大らしいので音響とかの問題でハコのサイズに制約があるのか?
スクリーン位置は高め
→J列でも目の高さがスクリーン下1/4位、多分最後列でようやく水平くらい?
今回はあまり見上げたくなかったのでJ列を指定したがスクリーンの大きさを考えるともう少し前のG,H列でも良かったか?
後方三列を除けば座席の傾斜が急
→前の席の人間の頭が邪魔になる事はまず無い
上映前の廊下がクソ寒い&ロビーに座れる場所がほぼ無い
→あんまり早く行っても…ね
・最後に
ここまで色々とぐちぐちと書いてきましたが、正直自分が行く前から期待値を上げ過ぎた事による所が大だったと思っています。
ドルビーシネマによる映画体験は確かにここでしか味わえないものですし、音響はともかく画質は映像に関しては間違いなく通常版より美しい物が楽しめるので是非多くの方に見て頂きたいです。
閃光のハサウェイとりあえず感想(ネタバレあり)
※劇場で一回見た記憶のみで書いてるので多少のガバは許して、二回目以降見れたら加筆するかも(ブルーレイ再入荷してくれないかな…(届かぬ願い))
見る前:正直そこまでの期待はしていなかった
原作小説は既読(話の流れはうろ覚え程度)、ああいうエンディングをするガンダムを初めて見て衝撃を受けた覚えはある
ガンダムで一瞬の陽炎のように消える儚さ、無常観をはじめて感じて良いなとは思った、でも凄い熱中するほどではなかった
実際見たら:歴代ガンダムで一番好き、何なら今まで見てきた映像作品の中で一番かも
あまりにもドキドキしすぎて後半は何に祈ってるかも分からずひたすら祈り続けてた、ちなみに踏ん張りすぎて腓腹筋の筋肉痛に耐えながら今これを書いてる
良かった点:
・今まではあくまでも「ガンダム」なのでガチガチの「SF」ではないですよ~みたいな顔してきた歴代ガンダム作品に対して初めて正面から「SF」をやっている
cf.ガウマン機被弾時の加速度が正から負に変わっていく重力感、一瞬で消火栓を溶け落ちさせる火花
・演出が素晴らしい
「この仕組みの深さ」と「カードの薄さ」対比シーン
UCから正当進化したコクピット内表現、手袋フェチ大歓喜サービスシーンもあり
巨大構造物好きには堪らない落下コロニー表現
一瞬シンエヴァが脳裏を掠めた空中受領シーン
UCを彷彿とさせる初出撃
CCAで見たような戦闘描写
足を落とされると撤退せざるを得ない第4世代と意に介さず飛び回る第5世代ことペーネロペーの対比
・キャラが魅力的
ハサウェイ、誠にイケメン
ギギ、クェスほど理解不能じゃない(理解困難ではあるけど)
レーン君ほんとうに可愛いね、ショタの才能感じるよ
ハリーポッター(偽)の喋り方がキモかった…気がする
分からなかった点:
イマムに渡せっていう緑の冊子
恋人?と遭遇したときのハサウェイ視点
ラストでギギが弄ってたターコイズの円柱は何?時計の意味は?
クスィーの発音("クスィーG"って言ってると思うんだけど"クスィーZ"に聞こえる)
ペーネロペーの発音("ペネロペ"って言ってないか)
今後について:
二作目以降、原作小説からどの程度変えてくるか、クワック・サルヴァーこと黒幕の正体はどうなるか
一作目からメインテーマ曲に「閃光」のワード使っちゃってるけど次回作以降どうする気なのか
三部作のくせしてタイトルに「1」も「上」も入ってないのはマーケティング上あえてなのかもしれんが次回作以降タイトルに困るのでは?二作目から「2」を付けるのもちょっとダサくね…
個人的な意気込み:
冒頭15分公開時にtwitterでガンダム有識者の方々が盛り上がっていた謎のギャプラン語りについていけなかったので(AOZ未履修並感)次回作公開時までにAOZ履修していきたいと思う
最後に一応筆者データ
好きガンダム作品:IGLOO、UC、ORIGIN
嫌いあまり好きではないガンダム作品:0080ポケ戦、ZZ前半、鉄血
OnePlus 8 Pro半年使用レビュー
2020年11月にOnePlus 8 Proを購入してそろそろ半年になるので、実際の使用感など軽くレビューしてみたいと思います。(9/9 Proが発売された今頃になってレビュー?需要あんのかよという疑問はさておき)
スペック
メーカー |
OnePlus |
---|---|
名称(型番) |
OnePlus 8 Pro (IN2020) |
ディスプレイ |
6.78インチ 1440 x 3168px (19.8:9) 有機EL 120Hz |
SoC |
Snapdragon 865 |
RAM |
8/12GB LPDDR5 |
ストレージ |
128/256GB UFS 3.0 |
前面カメラ |
16MP |
背面カメラ |
48+48+8+5MP(超広角、標準、望遠、カラーフィルター) |
バッテリー |
4,510 mAh |
急速充電 |
30W |
ワイヤレス充電 |
30W(Qiの場合は10W) |
4Gバンド |
1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 34, 38, 39, 40, 41 |
5Gバンド |
n41, 78, 79 |
Wi-Fi |
802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth |
Bluetooth 5.1 (AptX/AptX HD/LDAC/AAC/SBC) |
microSD |
- |
イヤホンジャック |
- |
防水・防塵 |
IP68 |
サイズ |
165.3 x 74.4 x 8.5mm |
重量 |
199g |
購入当時の価格は$699+送料、日本円にして約80000円でした。
giztopで購入してから届くまでの経緯は以前の記事にて。
ithathaka.hatenablog.com
外観
特にいうことも無いです。質感も良く、フラグシップらしい高品質。
一点だけ注意する点があるとすれば色について。私が今回買ったモデルはgreen表記の物ですが、このgreen、ネット上で見かける動画や画像によって色が全然違います。青っぽく見えることもあれば緑っぽく見えることもあり、実を言えば私自身一体どれが本当の色なのか分からないまま購入しました。
結論から言えば公式サイトの色が一番近いです(当たり前)。言葉で表すならターコイズ、ぶっちゃければティ〇ァニー色。
ただ公式サイトの画像の色は正確ですが、より厳密には筐体表面には微妙に透け感があり、光の当たる角度により微妙に色が変わるように見えます。
これはおそらく本体構造によるもので、金属の筐体表面が直接塗装されているのではなく塗装面の上に半透明なすりガラスが乗っているような構造をしています。その為光の当たる角度によって見える色が微妙に違うという上記の現象を起こしているようです。(ただblack/blueも同じ構造かどうかは…?)
以下余談
満足ポイント
・ディスプレイ
メーカー各社が挙って高リフレッシュレートを謳うスマホを開発する昨今ですが、実は私も以前はFPSするわけでもないし電池食うだけの機能なんかいらんわとしか思っていませんでした。
しかしそれもOnePlus 8 Proの120Hzディスプレイを体感するまでの話…
さんざん言われてることではありますが、一度120Hzのヌルヌル度を体感してしまうともう60Hzには戻れない、それくらいの快適さがあります。これに関しては実際実機を見るまではなかなか伝わらないと思うのでまだ体感したことのない人はぜひ一度実物を見てほしいと思います。
そしてもう一点、実は購入前に一番懸念していた、そして界隈では蛇蝎の如く嫌われている感のある湾曲ディスプレイですが…私はそれほど気にはなりませんでした。
確かに保護ガラスとの相性が悪いのはその通りですが別にガラスでなくてもフィルムを貼れば良いだけのことですし、よく言われてる「端の操作性が悪い」問題に関してはそもそも画面端に触れて操作することがどれだけあるか?という気がしているので…
むしろ湾曲していたほうがジェスチャーナビゲーションにおける「端からスワイプして戻る」操作がやりやすいまであると思います。なのになぜこんなに湾曲ディスプレイが嫌われているのか、不思議なところです。
・充電
これも購入前は実はそれほど気にしてなかった点。専用充電器でしか30Wでの高速充電できないというのが気に入らず、どうせ汎用充電器で充電することになるだろうと思っていたのですが…実際使ってみると一時間強で0-100%充電されるのはやはり便利。
特に半日でバッテリーを空にするような使い方している人間からするともうこれ無しでは生きていけないレベル。
・サウンド
ステレオスピーカーはやはり立体感が段違いなので個人的には必須レベルだと思っています。
・対応バンド
docomo系mvno使用者には有り難いバンド19対応、素晴らしいですね。
5G?私の生活圏にはあと十年は来なさそうなのでノーコメントです。
・バイブレーション
以前見かけたスマホのレビューにバイブレーションがどうこう、とあってスマホの震え方なんて気にする人が世の中にはいるのかと思ったものですが…実際使ってみるとなかなかどうして、確かに震えた瞬間に分かる”高級なバイブ感”がありこれは確かに気にするのもわかるなぁと思った次第。
と言ってもなかなか伝わらなさそうなので無理やり言語化するとしたら、安物のバイブが粗雑に「ブブブ…」と震えるところ、OnePlus 8 Proのような高級なバイブは繊細かつ正確に「コトトト…」と震える感じ…?
・認証
顔認証は爆速。時間を見たくてスマホの画面を点けたのに時間を読み取る前にロック解除されて読み取れないほどの速さです。画面内指紋認証もさすがに顔認証ほどではないものの、遅さは一切感じません。
また巷で言われる「画面内だとタッチ場所が分からない」問題に関してはノールックでもジェスチャー操作でロック解除できる人なら特に困ることは無いでしょう。私は特に困りはしませんでした。
センサーが光学式のため、認証時はセンサー部が円形に白く発光します。これを夜間や暗闇で間違えて直視するとかなり目にダメージを負います。また長期間使った場合の焼き付きも心配な所。
不満足ポイント
・ボタン配置
OnePlus 8 Pro 唯一にして最大の欠点、それがボタン配置です。
具体的に何が問題かというと、電源ボタンと音量ボタンの位置関係。画像の通り、このスマホは右側面の電源ボタンが左側面の音量(-)ボタンのほぼ裏側に位置しています。
二つのボタンがこのような位置関係にあると何が起こるかというと…
音量を下げたい/画面を点灯・消灯したい
↓
音量(-)ボタン/電源ボタンを押す
↓
当然反対側面にも力を加える
↓
音量(-)ボタン+電源ボタン同時押し!!!
という絶妙なコンビネーションにより意図しないスクリーンショット撮影が頻繁に誤爆します。特に(現代日本人の99%が経験しているとされる)慌てて音量を下げないといけない状況では最悪です。
またボタンに指をかけないように持つとかなり不自然な持ち方になり画像のようにスマホが回転しそうになります。
正直OnePlusが固執してる売りにしてる割に使用頻度の高くないアラートスライダーなんてどうでもいいからこのボタン配置を何とかしてほしいです。
なお9/9 Proでもこの配置は継続する模様…(ダメみたいですね
・レンズ配置
正直これはボタン配置のおまけみたいなものでそもそも一見すればわかる事ですが、まあやっぱり本体中央に配置された長大なカメラモジュールは横持時には邪魔だったね、というそれだけです。この時期割と業界的に流行ってたスマホデザインではありますが、最近はちゃんと片側に寄せる流れになってきて嬉しいです。
・felica/3.5mmイヤホンジャック非対応
あれば便利だけど別にまあなくても…枠
その他
・バッテリー
(FHD+/120Hzで使用した場合)可もなく不可もなく。
純粋にバッテリー持ちだけを見るなら凄く良い、とまでは言えないくらい。でも逆に言えば120Hzで常用しているのにそこまで持つ、という事でもあるのでそれを考えると決して悪くはないでしょう。少なくともディスプレイは120Hz対応してるけどバッテリーが足りないから常用できないよ~という事にはならないです。
リフレッシュレートを下げたりすると多少改善するのかもしれませんが今更60Hzに戻ったりは出来ないので試していません。
・カメラ
概ね満足してはいますがとある理由により評価不能。詳しくは別の記事にて
【オフィスバスターズ】中古チェア(ウィザード2)購入してみた
オフィスバスターズにて中古のウィザード2を購入したので軽くレビューします。
購入まで
現在自宅では5年前に購入したオカムラのシルフィーを使っているのですが、今回実家用に新しく椅子を買う事にしました。
とはいえ流石に年中いるわけでもない実家用に10万近く出して新品を買う事もできないので、以下の条件に当てはまるものをオフィスバスターズにて探してみました。
条件
・価格は一万円前後
・用途は書き物等
・ローバック、肘なし
・ロッキング固定/強さ調節、座面奥行き調節、ランバーサポート等おおよその機能を装備
・(送料の関係上)実家近隣都府県の店舗に在庫がある
・(できれば)製造年が明記されている
以上の条件に当てはまるものとして候補に挙がったのがコクヨのウィザード2でした。
ウィザードはコクヨのベストセラーシリーズで、2008年の初代ウィザード(無印)発売以来2013年にウィザード2、2018年にウィザード3とモデルチェンジを繰り返しながら販売されてきました。なのでどのモデルも一応中古市場に出てはいるのですがウィザード(無印)は製造年を考えるとさすがに古すぎること、ウィザード3は発売されてまだ2年なので市場にタマが無く値段も高めであることから2を選びました。
そして近隣の店舗にてウィザード2の在庫があるか調べたところ、ちょうど近くに状態Aランクかつ製造年が2017年と明記されているものが税抜き9,200円で販売されているのを見つけ購入しました。税+送料2,800円込みで支払い総額は13,200円でした。
購入から発送まで
購入から発送までの経過は以下の通りです。
4/1 13時 | 注文・決済 |
4/1 15時 | 担当者よりメール(最短で4/4配送予定との事) |
4/4 10時 | 到着 |
商品ページには「配送便が混雑している」と表示があり、また店舗からの説明欄に納期は「即日~10日」とあったため多少遅れることは覚悟していましたが、結果的には注文から3日という短時間で受け取る事が出来ました。更に急ぐ場合は店舗に相談すると対応してもらうこともできるようですが、当然送料も割高になるでしょうし標準でも隣の県から三日で届くのであれば十分かなと思います。
一応購入後の配送予定については担当者の方からメールがもらえますが、発送時の通知メール等は特に無いようです。
また特にお知らせ等無かったのですが、当日の朝にはドライバーの方から確認の電話が来るので取れるようにしておくと良いと思います。
椅子の状態
オフィスバスターズのホームページにはAランクの説明として「美品。使用感があまりなく、中古品としては状態良好」とあり、概ねこの通りでした。
ただ気になった点が2つほど。
・謎の白い液体?が垂れたような跡
・匂い
画像の通り、椅子下部の樹脂製パーツ部に薄く白い液体の跡が残っていました。クリーニング剤か何かなんでしょうか、軽く拭いたら取れたので別に気にするほどのことでも無いかと思いますが、出荷時のチェックがどうなっているのか気になる所ではあります。
匂いについてですが、届いた初日こそクリーニング剤?か何かの微妙な匂い(臭い系の匂いではないが良い匂いでもない、新幹線の車内のなんとも言えない匂いに近い)が座っていても香る位漂っていましたが、2,3日過ぎれば鼻を近づければわかるかわからない位まで落ち着くので特に困ることはありませんでした。
最後にこれは中古というより椅子すべてに関わる話なのであれですが、やはりキャスター部分の汚れ(特に絡まった繊維系)はクリーニングでもどうしようもないみたい(画像参照)なのでどうしても気になる方はキャスターだけ交換するか、あるいは諦めて新品を買った方が良いでしょう。
・以下シルフィーと比べたウィザード2の個人評
おわりに
オフィスバスターズのサイトはやはり主な客層がビジネスユーザーであるためかどこか”業務用”感のあるサイトで果たして個人向けにわざわざ椅子一脚送ってくれるのか…?という疑いも微かにありましたが、結果的には商品の状態もよく配送もスムーズに行われたので非常に満足でした。
ただやはり上記のような中古特有の問題はどうしてもあるので、そこは新品価格との差として納得できるかという点につきるかと思います。
3月読書・ゲーム記録
・いまさらですがソ連邦
高校世界史受けてないマン、本書を読んで何となくソ連史の雰囲気を知る
・機龍警察
機龍警察シリーズ、全ての始まり。
設定厨としては各人の使用する銃器や車の名前が出てくるのは非常に嬉しいが、一方時間軸は(あえて、であろうが)明らかになってないので歯がゆい感もある。
・機龍警察自爆条項
ライザと緑の過去回。一応百合豚の末席に身を置くものとして感じるところが無いではないが、これを安易に百合といってしまうのはまた違う気がする。
そしてやっぱり戦闘は(比べる相手が相手とは言え)三人の中で一番苦手なユーリ、ハリウッド映画の爆破シーンもかくやの勢いで吹き飛んでいく一般警察の皆さん。まさかこれがシリーズ恒例となろうとは…
・機龍警察暗黒市場
続いてのユーリ回。前作はいまいちハッピーエンドとは言い切れない終わり方だったが今作は割とハッピーな感じに。(なお今回もクリボー並みの扱いで殺されていくSAT以下モブ警察各員)
・機龍警察未亡旅団
ライザ、ユーリと来たからには当然、姿回やろという予想を覆しての城木回。カティアちゃんが幸せになれそうでよかったです(コナミ) てか一作目から劇中時間で一年経ってないってマジ?この世界の日本の治安、アフガンやらドンバス辺りと変わらんのでは…
・機龍警察火宅
各所で発表された短編をまとめた短編集。
善人の闇が垣間見える「火宅」、由起谷の過去回「沙弥」、官僚の日常を描いた「勤行」辺りが特に良かった。
ところで自爆条項の自作解題で月村氏が言ってた「タイトル名は読みやすいものにしたかったので火宅にした」、果たして読みやすい…ですかね?輪廻はまだ見慣れてるけども火宅なんて単語初めて見たし、なんなら"かたく"で変換しても"火宅"とは出て来ないんですが…(小声)
あとクッソどうでもいいけど、裏表紙のあらすじに「由起谷主任が死の床にある元上司の秘密に迫る表題作」って書いてあるからてっきり本編の数十年後、沖津が抱えた秘密に迫るのかと思ったわ
・星系出雲の兵站 1-4
完成された世界観。何らかの理由で地球を離れ、遠く離れた星系で文明を0から築き上げた人類がファーストコンタクトを果たす、ミリタリーSF。
シドニアとか好きな人間にとってはストライクゾーンど真ん中。
あまりにも設定が好きすぎて設定資料集(らしきなにか)を作ってしまったので興味ある方はぜひ。
・星系出雲の兵站-遠征- 1-5
上記「星系出雲の兵站」続編。続編というか、「星系出雲の兵站」では話が完結しないので実質5-9巻と言ってもいいかも。
ところで作者の林譲治氏、元々仮想戦記ものの人らしいが二年で9冊書いてシリーズ完結ってめちゃくちゃ筆早くない…?
・魔法科高校の劣等生 1-4
最近完結したらしいという話を聞いたので久しぶりに読み返してみる。てか1巻出たの2011年ってマジ…?
図解!星系出雲の兵站-遠征- 設定まとめ
注意!!!
以下の情報は星系出雲の兵站-遠征-5巻完結時点での情報をもとにしている為、ネタバレ要素が含まれる場合があります
宇宙図
※以下の図は「星系出雲の兵站」「星系出雲の兵站-遠征-」本文中の設定になるべく準拠するよう作成したものですが、それぞれの位置関係などはあくまでも一解釈であり絶対的なものではありません。またスペースの都合上縮尺等も適宜調整しているのでご了承ください。
地理
1.p12 ガイナス拠点は(惑星?)壱岐から56au、禍露棲から39au
1.p40 周防と壱岐は出雲に対抗し、事実上の経済同盟を結んでいる
1.p51 敷島星系:恒星敷島、菊花、敷島、桃花、桜花、梅花 内側三つが岩石惑星、外側二つはガス惑星
敷島は壱岐、出雲と同じく恒星から約1au、大きさも同じ
菊花、桃花は直径が敷島の半分ほど、桜花は十倍、梅花は六倍
1.p55 八島星系の経済力は人類コンソーシアム最低水準
1.p56 桜花の衛星は近い順に美浜、美和、美深 周期は1,2,4
1.p150 壱岐、周防は工業、瑞穂は農業主体
1.p150 瑞穂は壱岐と出雲の中間(10光年ずつ)、周防からも10光年
1.p153 東風星:出雲星系から300光年先先に存在し、航法に利用される
1.p186 敷島はG型恒星
1.p186 伊王:M型恒星の連星系、敷島から約1au
>2021/4/29追記:本文中に「約一天文単位」とあるが1光年の誤記と思われる
>1.p213 敷島星系から伊王までの距離は1光年
>追記ここまで
1.p223 敷島にリング状構造物二つ
2.p20 壱岐星系にはガス惑星二つ存在、芥満・輝日姫
2.p75 ガイナス第二拠点は奈落から見て天涯の反対方向に約40au、禍露棲からは60au以上(と思われる)
2.p114 桜花には小衛星が20あまり
2.p116 SSX1は桜花の軌道上550万km、OS18は桜花の軌道上500万km
2.p213 美和は常に同じ面を桜花に向けている
2.p254 SSX2は美和の静止衛星
3.p78 出雲星系唯一のガス惑星カグツチ、その軌道前方60度に位置する小惑星エベス(人口200万)に第二管区司令部
3.p81 第二管区の管轄は恒星出雲から15auまで、出雲星系の人口八割はここに存在
3.p96 地球は出雲から見て銀河系中心方向にある
3.p96 地球から出雲までのルートに敷島、壱岐、瑞穂が存在
3.p139 周防の総人口は10億、壱岐の総人口は20億
3.p211 敷島文明はスキタイと命名
3.p242 SSX3は美和の墓所上空静止軌道に存在
3.p271 惑星敷島のリング:内側から第一第二
4.p35 惑星敷島:ブルガリ大陸、コーチ半島
4.p36 第一リングは地表から20050km、第二リングは35786km
4.p49 禍露棲と壱岐の中間地点でガイナス拠点に最接近、約28au
4.p111 出雲、壱岐はG型恒星 周防、瑞穂はK型恒星
4.p237 SSX4(SSX1b)は桜花の軌道上
4.p262 SSX4は恒星敷島から6auの楕円軌道
4.p289 ガイナス第二拠点は最初の拠点から40au、禍露棲から70au(と思われる)
5.p8 レガタ:首都圏の中核都市では最も離れている一つ、壱岐から300km
5.p11 カランザ:壱岐第二の都市、バクシャー:壱岐第三の都市
5.p18 壱岐星系の総人口は20億、うち惑星上が15億
5.p18 首都壱岐、カランザ、バクシャーの人口は500万/350万/300万だが都市圏では1000万/700万/600万
5.p18 人口100万以上の重要指定都市が80個、80都市の総人口は1億以上、都市圏では2.1億近く
5.p18 80都市で工場の90%、経済の60%を占める
5.p72 惑星壱岐の人口が約15億
5.p75 壱岐の人口が10億?犠牲者は1000万前後
歴史
1.p36 周防は生態系が貧弱だった為出雲の動植物で生態系が上書きされた
1.p151 ここ一世紀に通信革命が起きた
1.p182 周防で政変、山岳派から渓谷派へ
2.p15 ガイナス船団とノイエ・プラネット遭遇は120年前、船団の壱岐星系到着は50年前
2.p17 ガイナス船団の壱岐敷島間航行期間は6750年
3.p88 540年前、巨大電波望遠鏡計画が失敗
3.p92 播種船の減速モジュール分離は少なくとも5000年前
3.p282 敷島への小惑星衝突は7000±1000年前
軍事
1.p81 降下猟兵師団は第一から第三が出雲星系、第四が八島星系、第五が瑞穂星系に配置
1.p81 降下猟兵師団、同連隊は実体としては存在しない
1.p284 巡洋艦と駆逐艦の機関モジュールには互換性あり
2.p80 カシマ型軽巡洋艦:巡洋艦と駆逐艦の中間の大きさ、兵装ユニット交換を軸としたコンセプト
2.p163 C3型輸送船:通常は乗員20名以上だが最低7人でも運行は可能
2.p222 ビートニクス型警備艦:シェルマ型をカシマ型と同様のコンセプトで再設計した改良型
2.p282 C1型輸送船:AFD非搭載の内航船、内航船の中では最多
2.p283 ヤマグモ、ウミカゼが最後の駆逐艦
3.p7 コンソーシアム艦隊戦闘艦のレーザー砲射程距離はこれまでは警備艦に合わせて1000km
3.p7 現在は3隻以上の艦艇群であれば5000km
3.p8 警備艦は軍艦の数倍存在
3.p8 重巡洋艦クラマの有効射程距離は単独でも8000km
3.p192 出雲星系防衛軍第二管区は解体、第一管区に吸収され消滅
4.45 40auを12,3日で移動はAFD非搭載艦としてはトップクラスの速度
4.48 モロトフ、ラザレスは実質巡洋艦だがキーロフだけは武装商船寄り
4.79 モロトフ、ラザレス、キーロフのシステムは独自開発という名の実質シェルマ型コピー
4.126 警備隊の九〇番台は臨時編成を意味する
4.127 ユンカース型(ドルニエ、アラド)巡洋艦:ミカサ型と競争試作の末敗れる ミカサ型より小型かつ弱武装だが廉価
4.254 美和のガイナス艦は炭酸ガスレーザー四門、壱岐のガイナス艦はエキシマレーザー八門
4.284 壱岐方面艦隊はAFD搭載軍艦だけで100隻超
5.p192 AFD非搭載の警備艦でも半日で900万km移動可能
5.p208 基本的に一〇番台の戦隊は第一艦隊所属、二〇番台の戦隊は第二艦隊所属
5.p243 戦時編制では四個中隊で一個大隊、三個大隊で一個連隊、二個連隊で一個師団
5.p243 平時編制では二個中隊で一個大隊
5.p244 かつては強襲艦一艦あたり降下猟兵200名、現在は350名(二個中隊)
5.p264 分隊一つ≠一個分隊
5.p266 連絡艇:全長約30mの小型宇宙艇
疑問点
・1巻
クラフトワーク、クラフト・ワークは表記ゆれか
p305 改修は回収の誤字?
・2巻
テイネは特大型なのかC4型なのか
ガイナス巡洋艦は全長220mなのか300mなのか
・3巻
無印4巻5章によればアンダニアは戦時には特設巡洋艦になるのでは?特設巡洋艦と準駆逐艦は違わない?
・4巻
ガイナス拠点の位置について、
1.p12では「壱岐から56au、禍露棲から39au」となっているがこれは4.p289の「壱岐と禍露棲の中間地点でガイナス拠点に最接近(28au)」と矛盾するのでは
→1.p12を(惑星)壱岐ではなく(恒星)壱岐と解釈すれば一応解決…?
・5巻
5.p75 惑星壱岐の人口10億は15億の誤り?
5.164 戦隊長と戦隊司令官は表記ゆれか
5.p123 C3型輸送艦は輸送船の表記ゆれか
5.p251 任務隊は任務群の表記ゆれか
5.p255 六個大隊は六個中隊、あるいは三個大隊の誤り?